結婚年齢

結婚・出産が遅くなる晩婚・晩産化が進んでいます。

なぜ晩婚・晩産化が進行しているのか、その理由を理解していないと、いざ自分が結婚・子どもを持ちたいと考えても、希望通りにならないリスクがあります。

そこで、女性の結婚年齢(初婚年齢)出産年齢の現状を解説しながら、未婚・晩婚化が進む理由、また子どもを持つための条件について紹介していきます。

 

1. 女性の結婚年齢と出生時年齢

まず最初に、女性の結婚年齢と出産年齢をまとめたグラフを紹介します。

平均初婚年齢と母親の平均出生時年齢の年次推移(厚生労働省「人口動態統計」)

平均初婚年齢と母親の平均出生時年齢の年次推移(厚生労働省「人口動態統計」)

1-1. 女性の結婚年齢(平均初婚年齢)

初めて結婚して同居を始めた年齢の平均を算出した「平均初婚年齢」を見ると、1980年から2012年まで右肩上がりで増加しています。

最新の2012年では、女性の平均初婚年齢は29.2歳です。1980年の平均初婚年齢が25.2歳ですから、約20年の一世代で約4歳も女性の結婚が遅くなったということです。

1-2. 女性の出産の年齢

第1子出生時の母親の平均出生時年齢は30.3歳、第2子は32.1歳、第3子は33.3歳です。あくまで平均的年齢で言えば、女性は29歳で結婚して、その1年後の30歳に子どもを出産するといえます。

日本の1人の女性が一生のうちに産む子どもの数を意味する「合計特殊出生率」は、2012年は1.41です。第2子、第3子を出産する女性は少なくなっているのです。

 

2. 結婚年齢が上昇している5つの理由

それでは、なぜ若い世代で未婚・晩婚が増えているのでしょうか?その理由を表しているのが下記のグラフです。上位5つの理由を順番に説明します。

若い世代で未婚・晩婚が増えている理由(内閣府「2013年意識調査」)

若い世代で未婚・晩婚が増えている理由(内閣府「2013年意識調査」)

2-1. 独身の自由さや気楽さを失いたくないから

男女ともに、「独身のままで自由でいたい」ということが結婚が遅くなる1番の理由です。さらに女性の方が男性よりも割合が高く、約55%の女性が独身の自由さを求めています。

2-2. 経済的に余裕がないから

お金が原因で晩婚化が進んでいることが2番目の理由です。男性の方が女性よりも、経済的に苦しいことが大きな要因だと捉えています。

2-3. 結婚の必要性を感じていないから

そもそも結婚は必ずすべきものではない、という認識が3番目の理由です。昔と較べて便利になった現代では、結婚の必要性が薄れてきたと感じているのでしょう。

2-4. 異性と知り合う(出会う)機会がないから

結婚する相手と出会っていない、ということが4番目の理由です。この出会いがない環境にいる人が、婚活で良い相手と出会うことができれば、未婚・晩婚の増加が防げるかもしれません。

2-5. 希望の条件を満たす相手にめぐり会わないから

自分が希望する良い相手がいない、というのが5番目の理由です。男性よりも女性の方が割合が非常に高いので、女性が持つ理想の高い希望によって、婚期を遅らせてしまっていると言えます。

 

3. 子どもを持つ6つの条件

では結婚した人は、どうすれば子どもを持つ選択をできるのでしょうか?結婚した女性が「子どもを持つための条件」を表しているのが下記グラフです。女性の割合が高かった上位6つの条件を順番に紹介します。

今後、子どもを保つ場合の条件(内閣府「2013年意識調査」)

今後、子どもを保つ場合の条件(内閣府「2013年意識調査」)

3-1. 働きながら子育てできる職場環境であること

約6割以上の女性が、育児と両立できる仕事環境を1番に求めています。夫婦で共働きをするのが当たり前になりつつ現代では、母親に優しい職場環境がなければ、とてもではないが子どもを持つ選択をできないということが本音なのでしょう。

3-2. 教育にお金があまりかからないこと

子どもにかかる経済的な負担が2番目の条件です。子どもを大学卒業まで育てるのに約3千万円かかると言われており、特にお金がかかる教育費用が問題になっています。

3-3. 健康上の問題がないこと

健康に対する理由が3番目の条件です。女性にとって出産は命をかけた大きな決断であり、身体に対する負担も大きいですので、健康が重要であることは間違いありません。

3-4. 地域の保育サービスが整うこと

保育所などの子どもを預かってくれるサービスが整うことが4番目の条件です。両親と離れて暮らしている単身世帯であれば、こういった保育サービスが整わないと、共働きと育児の両立は負担が大きすぎるということでしょう。

3-5. 雇用が安定すること

子どもを持つには雇用の安定が必要ということが5番目の条件です。男性の割合が高いことからも、以前の日本にあった終身雇用が崩れてきている現代では、いつ仕事がなくなるかが不安で子どもを持つことが難しくなってしまっているのかもしれません。

3-6. 配偶者の家事・育児への協力が得られること

パートナーの家事・育児の協力が6番目の条件です。女性の割合が男性よりも2倍近くあることからも、女性一人が家事・育児をすることにプレッシャーを抱えており、子どもを持つなら男性にもっと協力をしてもらいたいという本音が表れています。

 

未婚・晩婚・晩産の対策は「支え合い」

日本の未婚化・晩婚化・晩産化はかつてないほど進行しています。それぞれの理由や解決のための条件も説明してきましたが、どれも単独で無理して解決できない問題ばかりです。

周囲の両親や友人との支え合い、会社や行政などの組織からの支え合いがなければ、上手くいくことは難しい大きな問題なのです。

 

結婚・出産・子育てなどは、実は個人の問題ではなく、本来は私たち日本人全員が力を合わせて解決すべきことです。決して一人きり・夫婦だけで抱え込むことはなく、周囲からの支えを得られるように勇気を出して周囲に助けを求めましょう。

また、これから結婚相手を見つけたい人にオススメの婚活サイトを「婚活サイト比較&ランキング!ネット婚活おすすめ10選」で詳しく紹介していますので、結婚したい人は必ずご確認ください。


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